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百合とかGLとかガールズラブとか、いっぱいいっぱい書きたいですvv

 
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2008年06月22日
あなたといっしょに

空が赤くなりはじめていた夕時。
マジックアカデミーの生徒たちは、
その日の全ての課程を終え、
自分の住処へと帰り始めていた。

赤髪のセミロングで快活さがとりえな少女ルキア、
金髪のロングヘアーで富豪の娘らしく
立ち居振る舞いに気品を感じさせるシャロン、
その2人もまた同じで、
帰路についているところである。

2人はとても仲がよく、
いつも一緒に帰っている。

ただ、今日いつもと違うところは、
ルキアがいつも以上に楽しそうにしているところだった。



「ルンルンルルルン♪」
「ルキアさん、なんだかすごくご機嫌そうですね。
 今日は何かいいことでも?」
ルキアが楽しそうにしていることは、
シャロンにとっても喜ばしいことのはず。
しかし、シャロンはそれが少々気に入らなかった。
それは自分の知らないところで彼女が何か楽しい思いをしていることが、
妬ましくもあったから。

「え?今日は別にフツーだったけどね。
 そういや、なんでこんなに気分がいいのかなー?」
ルキアは立ち止まり、あごに人差し指をあて
「う~ん」と考え出した。

「あ、そんなに無理して考えなくてもいいですわ。
 ごめんなさい、余計なこと聞いて」
予期せずルキアが真剣に考え込みだしたので、
シャロンは慌ててルキアを止めた。

(慌てふためくシャロンも、カワイイなあ…)

「あ、そっか」
ルキアは一人何かを悟ったようである。
「きっと、シャロンと一緒に帰ってるからかな?」
ルキアは幸せそうな笑顔でそう言った。
「え?いつも、一緒に帰ってますけど?」
ルキアの言うことに疑問を強めるシャロン。
それに対し、ルキアは答える。
「私にとっては今までと同じじゃないよ。だって…」
何かを言いかけたとたん、
突然ルキアは道の脇へと移りだした。

「ルキアさん?」
「シャロン、ちょっといいかな?」
と言ってシャロンを手招きするルキア。
「なんですの?」
シャロンはルキアの突然の行動と呼びかけに戸惑いながらも、
彼女のほうへと足を進めた。
そして、大木を挟んで道から反対方向に連れ込まれる。



「どうしたんです?この辺りになにか…
 ………!?」
シャロンの問いかけが終わらないうちに、
シャロンは口をふさがれた。
それも、ルキアの唇によって。
シャロンの頬はルキアの両手で添えられていた。


突然のことで頭がパニックになるシャロン。
ルキアのキスは決して強引なものではなかった。
しかし、予想外のことに驚き、動揺していた。
(こんなところ、誰かに見られたら)
気持ちとしては今はルキアと離れたいシャロンだったが、
動揺のあまり、それもままならなかったのであった。


やがて、ルキアは自分の唇をシャロンの唇からゆっくりと離した。
キスの時間は長くはなかったが、
シャロンの中ではその間いろんなものが渦巻いて、
実際よりも長く感じられていた。



「も、もう、なんですの、いきなり!
 わざわざ今こんなところに連れこまなくったって、
 帰ればいつだって…。
 だって、私たちは…」
シャロンは顔を赤くして怒ったような口調で言っていたが、
それ以上のことを言うのが恥ずかしくなり、
次第にトーンダウンしていく。


「ごめんね」
ルキアはそう言うと、
そっとシャロンを抱きしめた。

「私、シャロンと恋人同士になれたことが、
 嬉しくって、夢を見てるみたいで、実感なくて…」
先ほどとは打って変わって、
ルキアは言葉を何とか絞りだすように言った。
「だから、これが現実のことなんだって確認したくて。
 そして、シャロンと少しでもふれ合いたくて…」
「ルキア…さん……」
シャロンがルキアの顔を見ると、
ルキアは顔をすごく真っ赤にしていた。

(ルキアさん、お顔が真っ赤…)

シャロンは不思議な感情を覚えた。
「嬉しさ」に違いはないのだが、
その一言では済ませられないほどの大きな気持ち。
むしろ言葉では言い表せないほどの温かい気持ち。
彼女が自分のことをこんなにも真剣に、
本気で愛してくれているのだと感じたから。
だから、恥ずかしい思いをしてでも、
愛を自分に伝えたかったのだとわかったから。


「シャロン、ごめんね」
「もう…いいんですよ。
 突然のことでびっくりしただけですから」
「キライにならないでくれる?」
「そんなわけ、ないですわ」


  そんなわけ、ない。
  人付き合いが苦手で孤立気味だった自分を、
  この方は包み込んでくれたのだから。

  はじめてめぐり合えた大切な人。
  本当にいつもそばにいてほしいと思った人。

  告白してこられたときは動揺したけど、
  応えなければならないと思った。
  自分には、この方が必要なのだから。


「シャロン…愛してる」
優しい口調でシャロンへの愛を伝えるルキア。
「私も…ルキアさんのこと、愛してますわ」
ルキアの顔を正視して応えるシャロン。
2人は目を閉じ、再度唇を重ね合わせた。
さっきよりもずっとずっと温かいキス。
それは唇を通して伝わってくるお互いの愛という名の温もり。
2人は自分たちだけの世界にしばし浸っていた。



道に戻り、再度帰路につく2人。
「ルキアさん、その、やっぱりアカデミー内であんなことは、
 できれば控えていただきたいんですが…」
「えー、そんなー」
「だって、今回は大丈夫でしたけど、
 あんなところを他の人に見られたりでもしたら…」
「私は別にいいんだけどなー」
少し残念そうなルキア。
しかし、少しため息をした後、
「けど、シャロンがそう言うならわかったわ。
 シャロンにイヤな思いさせてまでしたいとも思わないし」
「イ、イヤってわけじゃ…」
「わかってるって。
 だからさ、その代わり…」
「ひゃっ」
ルキアは突然シャロンの手を握った。
「こうやって、手を繋ぐくらいはいいでしょー?」
「もう、仕方ありませんわね」
「やったー」
思わずシャロンに抱きつくルキア。
「ちょっ、手を繋ぐだけじゃないんですか!?」
「あ、そだっけ、ゴメーン」
悪びれる様子も無く舌を出すルキア。
やれやれと思いながらも、そんな彼女を憎めないシャロンだった。

「それじゃ、はい」
そう言ってルキアは左手を差しのべる。
少し照れくさかったけど、
それに応えるようにシャロンは右手で彼女の手を握る。
「行こっか」
「ええ」



   この人といっしょなら、どこにでも行ける。
   この人といっしょなら、どこにでも行きたい。



2人の想い、2人の願い。
それらは2人の繋がった手を介して、
通じ合っているようであった。



(END)



↓後記&拍手へのレスです



おはこんにちばんは~
梅雨でジメジメないや~な時期ですが
私は百合パワーでそれを乗り切ってます
地球のみんな、オラに百合パワーを分けてくれ

というわけで(どういうわけだよ)、
初のマジアカ百合SSです
ルキア×シャロン、ルキシャロですよルキシャロ
私の中ではルキアちゃんとシャロンちゃんはこんなカンジです
思い立ったらすぐ実行なルキアちゃんに、
なすがままにされつつも悪い気がしないシャロンちゃん。
マジアカきってのベストカップルだと思います

2人は恋人同士になってまだ間もないですし、
恋愛については少々ウブなところもありますが、
今後少しずつでも彼女たちなりに愛を育んでいってくれるといいですね

マジアカ百合SSは今後もちょくちょく書いていきたいと思いますので、
読んでやってくださると光栄です
感想くださると泣いて喜びます



>凜さま

はじめまして
拍手ありがとうございます~
「女子高生」はステキな女の子カップルがたくさんで
見ていて楽しいですよね~
こーえり自治委員コンビはもちろん、
鈴木姉妹も仲良し親子(笑)も
他にも宝塚コンビとか
今、こーえりなれ初め編の連載を進めてるところですが、
鈴木姉妹の話も書きたいと思ってますので、
連載の合間にちょろっと書くかもしれません。
はい、これからもがんばっていきますので
どうぞよろしくお願いします~

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チカ

Author:チカ
女の子と女の子が女の子どうしで女の子し合う話が大好きですvv
同級生百合や姉妹百合が私の嗜好。
けど、上級生×下級生もやっぱ好きvv

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